みやもんのブログ

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登録販売者試験に受かるとできること(メリットだらけ)

皆さんは登録販売者について知っていますか?

 

知らない方が結構多いと思います。

 

今回は

  1. 登録販売者についての説明
  2. 登録販売者になる方法
  3. 登録販売者になったらできること

を紹介します。

登録販売者って何?

登録販売者とは、医薬品販売をするために必要な国家資格のことです。

広い意味では医薬品を販売している登録販売者の資格を持っている人のことを意味する場合もあります。

登録販売者になるためには?

登録販売者になるためには各地区の各都道府県で年に一回行われている、医薬品登録販売者試験に合格する必要があります。

 

合格率は各都道府県で差はありますが、比較的難しい関東地区では25%、逆に難易度が低いと言われている九州地区では40%ですが、全国的にみるとだいたいどこも合格率は40%ほどです。

 

また、登録販売者の資格を取ったらすぐに医薬品を販売できるというわけではありません。

 

合格後は一般用医薬品を販売する薬局やドラックストアなどで、薬剤師か実務経験5年以上の登録販売者のもとで2年間の実務研修を受けなければいけません。

登録販売者試験に受かったらできること

では登録販売者になったらどんなことができるようになるのでしょうか?

1.一般用医薬品の販売ができるようになる

登録販売者になったらまず、ドラッグストアや一般用医薬品を販売する薬局で一般用医薬品の販売資格を得ることができます。

 

ですが、初めのほうでも書きましたが、2年間の実務研修を受けなければ販売できないのでご注意ください。

 

しかし、最近はダイレックスやコスモスなどのドラックストアでは、未経験の登録販売者でも、積極的に正社員での求人を出しています

 

なので資格を取っても就職できないということはほぼないでしょう。

 

また、登録販売者が販売できるのは、医薬品の中でも一般用医薬品に限られ、その中でも第2類医薬品と第3類医薬品しか販売できません。

 

しかし、一般用医薬品は95%が第2類、第3類医薬品なので、ほとんどの一般用医薬品を販売することができます。

2.ドラックストアに正社員として入社しやすくなる

登録販売者の資格を持っていると、ドラックストアに正社員で入社しやすくなります。

 

最近では、登録販売者の資格を持っていなくても、入社した後、登録販売者の資格取得支援をしている会社もあるほどです。

 

登録販売者の資格を取りたくても、自分一人で独学で勉強をすることが不安だという方もいらっしゃると思います。

 

そういう方は、資格取得支援のあるドラックストアなどで、働きながら勉強するのも一つの手かもしれません。

 

また、登録販売者は給与面や福利厚生面でも恵まれています。

 

僕が前働いていたドラッグストアの登録販売者さんは、大きくて高そうな車に乗っている方も結構いらっしゃっいました。

 

高い収入が欲しいという方にも登録販売者はおすすめの職業です。

3.ドラッグストアで店長を目指すことができる

登録販売者の実務研修が終わり、経験を重ねると、ドラックストアの店長を任せてもらえることも、結構あります。

 

登録販売者の資格を取得して、ドラックストアに入社し、経験を積みながら登録販売者としてある程度の勤務年数を積むと、店長に昇格するパターンが多いです。

 

求人の中には、登録販売者としての経験がある程度ある人に限っては、最初から店長候補として採用する求人もあるほどです。

 

ドラックストアの店長の年収は平均で400万から500万くらいあります。

 

給与面でもよいですし、管理職としての経験を積むことは人生において良い経験にもなるはずです。

 

向上心がある方は、店長になることを目標にして登録販売者として働くことも仕事の、モチベーションアップにつながると思います。

4.化粧品専門の仕事をすることができる

登録販売者の資格を取った後、ビューティーアドバイザーとして、化粧品専門の仕事をすることも可能です。

 

ビューティーアドバイザーとは、主に女性のお客様が化粧品をお買い求めになる際、その商品についてのアドバイスをする仕事です。

 

ビューティーアドバイザーになるために専門的な国家資格は必要ありません。

 

基本的に各会社の社内検定に合格後、ビューティーアドバイザーになるのが一般的なパターンです。

 

また、ビューティーアドバイザーの社内検定を受けるためには、登録販売者の資格を取得していることを条件としている会社が多いです。

 

化粧品の仕事に携わりたい方にも、登録販売者の資格を取ることをお勧めします。

5.配置薬営業の仕事に就職しやすくなる

富士薬品のように、お客様の家までお尋ねして、薬の営業をする配置薬営業の仕事に就職しやすくなることも、登録販売者の資格を取得するメリットの一つです。

 

配置薬営業をする際に薬の知識があれば、お客様の質問に、答えやすくなります。

 

そのため、配置薬の会社でも登録販売者の資格を持っている人を求めています。

 

配置薬営業の仕事は登録販売者の資格を持っていなくてもできます。

 

しかし、入社する際、登録販売者の資格を持っていると、採用されやすくなります。

 

営業関係の仕事に就きたいのであれば、登録販売者の資格を取得して、配置薬営業の仕事に応募することもおすすめです。

まとめ

登録販売者は合格率がそれほど低い資格ではなです。

 

しっかり勉強すれば受かる資格です。

 

受かった後は、2年間の実務研修を受けなければいけません。

 

しかし、実務研修終了後は、ドラックストアで店長を目指すこともできますし、化粧品販売の仕事をやることもできます。

 

また、収入や福利厚生面でも、登録販売者はかなりおいしい仕事です。

 

興味がある方は、登録販売者の試験を受けることをおすすめします。